2026年7月、ソフトバンク・グループの孫正義会長がSoftBank World 2026で行った特別講演が大きな話題を呼びました。テーマは「ASI Economy(人工超知能経済)」——2040年には、AIが世界GDPの20%を生み出す時代が到来するという衝撃的なビジョンです。このコラムでは、その講演の核心と、企業が今すぐ考えるべき行動について解説します。
ASI Economyとは何か
ASI(Artificial Superintelligence=人工超知能)とは、あらゆる分野で人間の知性を超えたAIのことです。孫氏の予測では、2040年までにASIが実現し、それが生み出す経済圏——「ASI Economy」——が世界GDPの約20%を占めるとされています。
AIの「自己進化」が始まる
孫氏が強調したのは、AIが単なる道具から「自己増殖・自己進化するシステム」へと変わりつつあるという点です。AIエージェントがさらに別のAIエージェントを生成・改良し、ヒューマノイドロボットと統合することで、物理世界でも自律的に行動する存在になっていきます。
この流れは国家間競争として加速しており、米国・中国がすでに全力で走っている以上、日本の意思で止めることは実質不可能だと孫氏は指摘しました。
日本企業への3つの提言
15年後の自社業界を真剣に描く
「経営トップに最も大切なのはビジョンと戦略。期限と数字で明確に描くことが責務」と孫氏。まず自社業界が2040年にどう変わるかを、具体的な数字とともに描く作業から始めましょう。
ROA(Return on AI)を新指標に
従来の総資産利益率(ROA)に代わり、AI投資対効果を3年スパンで計測する「Return on AI」を経営指標として導入する。孫氏はこれを次世代の経営必須指標として提唱しました。
「AIを使う側」に今すぐなる
孫氏の最大の警告は「AIを使う企業が、AIを使わない企業から仕事を奪う」という一言。インターネット革命で日本が遅れた歴史を繰り返してはならない。行動するタイミングは今この瞬間しかありません。
株式会社華としての取り組み
このASI Economyの潮流は、私たちが今まさに進めている方向と完全に一致しています。華ではAIアプリ量産・各種ジャンル開発 / AIコンサルティング / フィジカルAI開発の三本柱で事業を展開しており(Web制作はそれを支えるサブ事業)、「AIを使う側」として先行しています。
中小企業・個人事業主の方々にとっても、今が最も早く動ける瞬間です。「何から始めればいいか分からない」という方こそ、ぜひ一度ご相談ください。